ストリートファイターV
2014年12月7日にアメリカ向けカプコン公式サイトにて発表された。
媒体はPlayStation 4とMicrosoft Windows版のみ。これは前作の『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』)がハードごとにコミュニティが分断されており、大会を開くときのデメリットとなったことから、コミュニティを1つにしていくという課題を設ける中で、「コンソールとPCのクロスプラットフォーム対戦に対応でき、協力もできる」という答えをソニー・コンピュータエンタテインメントがいち早く出したゆえのものである。
ストーリー上の時系列は、前作の『ストIV』同様、『ストリートファイターII』(以下『ストII』)と『ストリートファイターIII』(以下『ストIII』)の間で、これまで初代『ストリートファイター』(以下『ストI』)と『ストIII』を除くシリーズの根幹を成していた秘密結社シャドルーとの決着と、その顛末が描かれている。
開発発表による事前告知は無かったが、2014年12月6日未明にはYouTubeのカプコン公式チャンネルにて本作品に関するトレーラー映像が流れて数時間後に非公開となり、翌日7日に正式に公式発表された。その後のインタビューで、プロデューサーの小野義徳が先日の公開はPRチームの不手際だった旨を釈明した。本来、プレイ動画も同年12月14日開催のカプコンカップが初公開予定だったが、プレイ動画なしでは終わることはできないとの判断で、急遽進行プログラムを変更してのPV公開となった。
開発コンセプトは「リセット」。『ストII』への原点回帰を目指した『ストIV』が稼働して6年経過する中で尖ったゲームになったものをリセットし、これまでのシリーズを遊んでくれていたプレイヤーが再び入ってこられるようなタイトルを目指すとのこと。
本作品ではプレイして手に入る「ファイトマネー」とPlayStation Networkカードなどのクレジットを投入して手に入る「ゼニー」の2種類の賞金制度が導入される予定だったが、技術面の問題でゼニーは導入されず、1.04ver以降PlayStationStoreもしくはSteamで購入する形式に改められた。
ストリートファイターV アーケードエディション
2018年1月17日、従来の版から無料アップデートする形でスタート。「アーケードモード」、チャレンジモードの「エクストラバトル」、「VトリガーII」が追加された。
2018年1月18日には上記『アーケードエディション』(以下『AE』)にシーズン1とシーズン2の追加キャラクター12人が使用可能になるキャラクターパスを同梱したパッケージ版が発売。さらにシーズン3のキャラクターパスを追加した「アーケードエディション デラックス」もダウンロード限定で発売された。
ストリートファイターV タイプアーケード
2019年3月14日に、主に日本のアミューズメントセンター(アーケード)に設置する業務用版として稼働を開始した。発売はタイトー。
『AE』は「アーケード」の名は冠してはいるものの、あくまでも「アーケードゲーム的な要素を挿れた家庭用ゲーム版」であり、実際にアーケードで稼働する予定は不明とされていた。2018年9月、正式なリリースが発表[9]。同年11月、業務用版の正式な名称と、『AE』を移植するという形式となることが発表される。現段階では『AE』の追加キャラクターも含め全キャラクターが使用可能であり、筐体にはUSB端子が搭載され、プレイヤーは自前のゲームパッドなどを接続して操作できる仕様になる予定。なお、筐体のシステムの都合上、NESiCAxLive2からの配信ではなく、独自のタイトルとして稼働する。
NESiCA対応タイトルでは初のAmusement IC対応タイトルとなり、タイトーの「NESiCA」(初代・2代目)の他にも、セガ・インタラクティブの「Aime」(2代目)、バンダイナムコアミューズメントの「バナパスポート」(2代目)、コナミアミューズメントの「e-AMUSEMENT PASS」(4代目)にも対応する。
想玩 | 玩过 | 在玩 | 搁置 | 抛弃 |
---|---|---|---|---|
24 | 157 | 15 | 15 | 11 |