名探偵コナン 工藤新一への挑戦状
『名探偵コナン 工藤新一への挑戦状』のタイトルで、読売テレビ製作・日本テレビ系列の「木曜ミステリーシアター」枠にて、2011年7月7日より同年9月29日まで放送された。キャストは単発ドラマ版第3作からの引き継ぎとなる面々に加え、服部平次・遠山和葉・高木渉・佐藤美和子が初登場となるが、目暮警部は第11話での回想に登場するのみである[注 7]。また、オリジナルストーリーだけでなく、ドラマ版では初となる原作作品が放送された[1]。
キャッチコピーは「真夜中のコナン、はじまる」。
ストーリーは、新一のファンを名乗る何者かによってホワイトルームに閉じ込められた新一・蘭・小五郎が、そこから抜け出すためのキーワードなどをタッチパネルに入力する過程で過去の事件を回想する形式となっている。なお、最終話のラストシーンは原作やテレビアニメ版第1話でのトロピカルランドを訪れるシーンにつながっているが、単発ドラマ版第1作とは異なる。
深夜枠での放送を踏まえ、原作やテレビアニメ版よりやや大人向けの描写[注 8]を交えたストーリーとなっている。
原作と表紙絵・青山剛昌、本文・平良隆久、原作とアニメを基にした作画の挿絵・阿部ゆたか/丸伝次郎によりシリーズ小説化されたが、ストーリーはかなり異なり、ドラマに登場しなかった目暮警部はレギュラーとして、阿笠博士、少年探偵団もゲストキャラとして登場している。妃英理はドラマ版より出番が多く、逆に鈴木園子はドラマ版より活躍が少ない。ドラマ最終話のラストシーンで原作やテレビアニメ版第1話でのトロピカルランドを訪れるシーンもなく(蘭がトロピカルランドでデートしたいと言ってるのみ)、各エピソードがほぼ独立したストーリーとなっている。新一と他に上述の平次より先に初めて蘭と小五郎がそれぞれ単独で表紙を飾り[注 9]、登場人物紹介ページは専用のカットが描き下ろされている[注 10]。また、ドラマ版では全話登場している小五郎が出ない話もあり、全話登場しているのは新一と蘭だけである。
想看 | 看过 | 在看 | 搁置 | 抛弃 |
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