SDガンダム GGENERATION PORTABLE
本作は携帯ゲーム機のソフトではあるが、『F』に連なる据え置きゲーム機シリーズのシステムを採用しているため、便宜上こちらに分類している。
『F』のシステムをベースにしており、6年ぶりにシチュエーションモードが復活した。戦闘シーンの画面が敵味方で2分割になったのも特徴。ただし、シナリオが収録されているのは映像作品のみとなっており、小説や漫画出典の作品はシナリオが一切用意されていない。『∀ガンダム』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のシナリオが本格的に収録されたのは本作が初めてである[4]。また、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ』の機体やキャラクターも多数登場する他、『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』からガンダム・ヘイズル、『機動戦士ガンダム MS IGLOO』からヅダが登場する。
新システムとして、ダブルカットイン(味方と敵の双方が主要キャラクターの戦闘のみ、戦闘アニメーションの表示前に音声カットインが出てくる)や、範囲内の援護が可能なマスターユニット、一部の戦艦のみ使える一斉射撃(戦艦の種類によって、狙える敵の数が異なる)、シナリオクリア時のランクによって異なるオプションパーツを獲得できるハロスコアがある。
CGムービーは、第1作『SDガンダム GGENERATION』から『SDガンダム GGENERATION SEED』までで使用されたものに、新作ムービー9本(オープニングムービーを含む)を加えた、合計70本(約一時間)が収録されている。
登場するユニット数はシリーズ最多の約1100体、登場キャラクターは約750人となっている。しかし、コズミック・イラ作品から多数の機体が加わった一方で、『THE BLUE DESTINY』『センチネル』『閃光のハサウェイ』『クロスボーン・ガンダム』を除くゲーム、漫画、小説作品に登場する機体はほとんど登場しない。Gジェネオリジナル機体は、プレイステーション作品で登場した機体のみ収録され、シスクード、ゴッド・ハロなどの『ギャザービート』『NEO』以降からの機体は登場しない。
ステージ数も『F』に比べると大幅に削られている(前述の通り映像作品のシナリオしか無い上、1作品あたりのステージ数も減少している)が、『SEED』と『DESTINY』は当時の最新作品、特に『DESTINY』はシリーズ初登場ということもあり、比較的多くのステージが用意されている。
本作では志願兵は一切登場せず、初期状態で『F』までに志願兵として登場していたオリジナルキャラクターが自軍に16名編入されている。そして任意のシリーズをクリアすると、そのシナリオの主要登場人物が自軍に追加される。追加される人数はそのシナリオのステージ数に比例する傾向がある。また、過去作のレンタルキャラクター同様、特定の機体を入手することで追加されるキャラクターもいる他、同一人物を複数登場させることは出来ないという制約がある。複数作品に登場したキャラクターは、容姿を各作品のものから選択することが出来る。なお、カットイン時に流れるキャラクターの音声の大半は過去のシリーズや『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』で使用されたものを流用しているが、一部本作のために新録された音声もある。
いくつかのユニットは、記載されているアビリティと実際に使用できるコマンドが食い違っている(例えばプロヴィデンスガンダムはステータス上ではビームシールド防御可能となっているが、実際は防御行動そのものがとれない)。
想玩 | 玩过 | 在玩 | 搁置 | 抛弃 |
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9 | 46 | 2 | 2 | 7 |