交響幻想曲「白き魔女」
白き魔女のソロ・アレンジはパターンがどうしても限られる。ゲーム自体が、ゲルドの献身的な行動により世界が救われるのと、ジュリオとクリスの妙齢の年頃の子供が大人への階段を上る成長過程、この2つの大きな課題を抱えているからだ。だからかどうかは分からないが、白き魔女のアレンジアルバムを聴いてみれば、どれもこれも、最初に「白き魔女ゲルド」から始まって、「オルドス大聖堂」「ボルト決戦」「ゲルドの丘」......最後に「愛はきらめきの中に」「デュルゼルの手紙」といった、ゲームストーリーをなぞったタイプの物しか存在していない。
このアレンジ盤も例外なく、型にはまっている。イース・ソーサリアン・ブランディッシュ・ドラゴンスレイヤーなどのアレンジの幅の広さと違って、意外性が無い白き魔女。ストーリーが固定されているから、逆にアレンジの幅が狭くなるのでは...?と僕は勝手に考えるのだった。
ところで、各楽曲の冒頭でのナレーションって誰が担当しているの?ナレーション+アレンジの方向性について、少しでもライナーノーツに記載して欲しかったな。
想听 | 听过 | 在听 | 搁置 | 抛弃 |
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