ロード・エルメロイII世の冒険 (8) フェムの船宴(下)
「いいや、むしろ、ここからが本番だ」
フェムの船宴、第三のゲームまで歩を進めたエルメロイII世。
しかし、熾烈なギャンブルは、なおも彼らを試し続ける。ヴァン=フェム達が提示した最終ゲームの内容に、戦慄するⅡ世とグレイであったが――。
一方、生前の切嗣の足跡を辿るため、エルゴと衛宮士郎はモナコを回っていた。その最中に彼らが見つけたのは、船宴を取り巻く、想像を絶する怨念の手がかりであった。急遽、死線歓喜船に乗り込むことを決意するも、彼らの前に再び、はぐれ錬金術師ジュストが立ち塞がる。
神明裁判、エルゴの神喰らい、モナコの霊地、そして彷徨海の魔術師が遺した謎。
点と点が線で結びついた時、その全てをII世が暴く!
シリーズ最大のボリュームで贈る『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』第八巻!
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