灰燼のカルシェール -What a beautiful sanctuary-
ライアーソフトが展開する “スチームパンクシリーズ” をニトロプラスがプロデュース!
シリーズディレクター&シナリオライターを務める桜井光氏と、『漆黒のシャルノス』 『紫影のソナーニル』原画家・AKIRA氏のタッグによる新たな物語、完全新作の書き下ろし小説!
また、本作には小説だけではなく、ニトロプラス作品でお馴染みの ZIZZ STUDIO によるBGM 6曲と、VERTUEUX による主題歌 「Precious Life」(+インスト曲) が収録された、小説本文と連動するオリジナルサウンドトラックCDも同梱!
文字と絵と音楽で終末世界(ポスト・アポカリプス)を体感するスチームパンク・ノベル誕生 !!
あらすじ
――僕はきみに生きていて欲しい。 ――私は貴方に生きていて欲しい。
終わった世界。
空と海と大地が死して、あらゆる街が廃墟となり、命の消えた世界。
動植物のすべてが命を失った。 それでも動くものはある。
命なき世界で、命なき機械の体を軋む音と共に動かして、怨念の声を上げ、生き残った “不幸な” 命を喰らい尽くそうとする機械死人(サイバーゾンビ)たち。
ひとつの街に、機会死人は一体だけ。
それで事足りた。たとえば戦車や炸薬を用いても異形の機械死人が砕けることはない。
まるで “死” そのものであるかのように、彼らは残った命を刈った。
そうして世界は静かになった。
機械死人も、一体、また一体と朽ちていった。
けれども── ここに、旅をする最後の人がいた。
ひとりは青年。 ひとりは少女。
最後に残ったふたり、でも、命は、ひとつだけ……。
想读 | 读过 | 在读 | 搁置 | 抛弃 |
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